報道ステーションの看板キャスター古館伊知郎さんが、契約が終了する来年3月いっぱいで同番組を降板することがわかりました。
報道ステーションの顔的な存在の古館さんがまさかの降板という事で、テレビやネットでは非常に話題となっています。
果たして降板する理由や原因とは?そして次の後任は一体誰になるのでしょうか?
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古舘伊知郎が報道ステーション降板!の詳細
理由は「新しいジャンルに挑戦する為」
テレビ朝日が本日24日、夜の人気ニュース番組「報道ステーション」のメインキャスター、古舘伊知郎さんが、契約終了となる来年3月末で番組を降板すると発表しました。
古舘さんは1977年、テレビ朝日入社。プロレス等のスポーツ実況でズバッとした切れ味の良いコメントが人気を集め、1984年、フリーのニュースキャスターとなりました。
その後「報道ステーション」の前身となる「ニュースステーション」のキャスターとして活躍。
そして2004年4月、「報道ステーション」のスタートとともにメインキャスターに就任しました。
報道ステーションの23日までの放送回数は2960回、平均視聴率は13.2%にも及んだとのことです。
そんな古館さんですが、今回何故報道ステーションを降板することになったのでしょうか?
主な理由として、古館さん本人は「新しいジャンルに挑戦したくなった」とコメント。
テレビ朝日同局から契約延長のお願いや説得があったものの、その意志は固いようで来年3月の契約期間満期を持って報道ステーションを降板することになりました。
ちなみに同番組が古館さんに支払っていたギャラは年間で数十億と言われています・・・。
果たして年収数十億を手放すまでして「新しいジャンルに挑戦したくなった」という降板の理由は、本当なのでしょうか?
本当の降板理由は?報道ステーションに広がる波紋の声
今回古館さんが同番組を降板する理由として「新しいジャンルに挑戦したくなった」と言っていますが、その理由は本当なのでしょうか?何故このタイミングなのでしょうか?
これに関してネットでは様々な噂が起こっています。果たして降板の真の原因とは・・・!?
嫌われているキャスター1位
週刊文春のメルマガ読者500人へのアンケートによると、「嫌いなキャスターランキング第1位」として古舘伊知郎さんが159票というダントツでランクインしているそうです。
その理由として、「偽善者的なコメント」や「自分の意見が必ず正しいと思っている」「肝心な質問には答えないで逃げる」といった声があげられています。
ちなみに2位みのもんたさんの58票、3位は小倉智昭さんで57票となっています。
これにより、嫌われていると自覚して辞めたor辞めさせられたという噂が起こっています。
報道ステーションへ寄せられるクレームの数々
報道ステーションではキャスターの発言・言動が度々問題視されています。
その為、視聴者から毎日大量の誹謗中傷やクレームのメール・電話が届いていて、その数はなんと1日に100件以上にも及ぶとのこと。
クレームの原因は様々あると思いますが、やはり番組の顔となるメインキャスターの古館さんの印象・影響が強いようで、そういった点も降板の原因と見られています。
古賀茂明さんの放送事故「I am not ABE」
2015年の3月、当時コメンテーターだった元経済産業省官僚の古賀茂明さんが、自身の降板を巡って古舘伊知郎さんとと激しいやり取りをしていた最中の事です。
古賀さんは「菅義偉官房長官をはじめ、官邸にバッシングを受けてきた」などと主張すると、古舘さんが「今の話は承服できない。『降ろされる』というのは違う」などと反論。
二人のバトルがヒートアップした時、古賀氏が突然、「I am not ABE」と書いた紙を掲げて「裏で圧力をかけるのはやめてもらいたい」などと訴える放送事故が起こりました。
問題の動画がこちらです。(youtubeより)
https://youtu.be/TsVdd8uIseM
※こちらは途中で終わってしまっています。全てをまとめた動画はありませんでしたが、音声のみ録音したものがありましたのであわせてあげておきます。
https://youtu.be/7F-btC9xlZU
これによってテレビ朝日の早河洋会長は同月の記者会見で古賀さんの主張を否定、「あってはならない放送だった」として陳謝する場面がありました。
「高須クリニック」のスポンサー解約とその後の対応が問題に
上記の古賀さんによる放送事故じや、古館さんの問題のある発言・行動等で報道ステーションの印象はどんどん悪い方向に・・・。
そんな中、追い打ちをかける問題が発生。
なんとスポンサー契約を結んでいた美容形成外科「高須クリニック」の高須克弥院長は、「失望しました」とツイッターでコメントし、その後同番組のスポンサー契約を同月で打ち切ることを表明したのです。
具体的な理由は「番組の安保報道姿勢が偏向していると判断したため」ということ。
これは9月16日に国会から中継した放送で古舘さんが「平和安全法制という(参院特別委員会の)ネーミングが正しいのか、甚だ疑問だ」とコメントしたことや、その翌日17日に法案が参院平和安全法制特別委員会で可決した際に「私はやっぱり強行採決だと思う」と内容を否定した事が原因のようです。
これにより番組の収入源が大幅に減少。するとその後、報道ステーション側は急に安保法案賛成派に転身。こうしてお金を優先してコロコロと意志を変更する事に対し、非常にバッシングを受けているのです。
ちなみに報道ステーションのCM料は全民放の中で一番高く、なんと30秒で700万円と言われています。焦って意見を変えてしまう気持ちもわからなくはありませんね・・・。
こういった様々な要因がある為、「新しいジャンルに挑戦したくなった」という古館さんが番組を降板した理由は嘘で、本当の原因は別にあるのではないかと疑われています。
「やめてよかった」「番組自体を終了しろ」といった厳しい意見も
古舘伊知郎さんが番組内で微妙なコメントをしたり、上記のような印象の悪い放送など、最近の報道ステーションの評判はあまり良いものとは言えません。
その為、ネット上では、
「報道番組のキャスターが主観で物を言うのに違和感がある」
「『降板』よりも『番組打ちきり』をするべき」
「来年の3月までじゃなく、今月いっぱいで降板して良い」
といったような厳しい意見が多く寄せられていました。
中には「プロレス実況以外に才能を感じない」といったコメントも・・・。
後任は宮根アナ?羽鳥アナ?
さて、話題がかわりますが古館さんという看板メインキャスターがいなくなるということで、後任に誰がつくのか?といった事も噂が起こっています。
一部の情報では後任はミヤネ屋の宮根誠司さんや、元日本テレビの人気アナウンサー羽鳥慎一さんではと言われていますが果たして?
テレビ朝日自体は「後任は現時点では未定」とコメントしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
名物看板キャスターが辞めてしまうのはショックではありますが、古館さんのこれまでの経緯や報道ステーションの状態を見てみると、視聴者の声を聞く限り当然の気もしますね。
辞めた理由が本当に新しいことを始めたいからなのか定かではありませんが、果たして古舘伊知郎さんはこれからどうするのか?
また、新キャスターを採用することで報道ステーションはイメージを挽回できるのか?
2者の今後の動向が非常に気になります。